江ノ電レイアウト〜記念切手を発行

郵便切手を自分でつくるのだ!

 郵便局で説明書をもらってきた。説明書には、写真を貼る箇所や料金の振込み用紙がついている。内容を読むと、まず発行できる切手は50円シート、80円シート等があり、それぞれ対応しているデザインがある。切手の種類とデザインを選ぶことになるが、気になるのは手数料。1枚の切手にオリジナル写真を完全に組み込んだ形は手数料が高い。それに比べて「上半分は公社指定の切手、下半分はオリジナル写真」という2連式は手数料が安い。入門者なので安いシートでいくことにする。

 写真を選ぶ。最初、鶴岡八幡宮にしようかと思った。ところが考えているうちにモデル選定に悩んでしまった。切手として発行されると、掲載された写真も一緒に流通してしまう。切手は紙幣のように転々流通するから高度な公共性がある訳だ。鎌倉の風景を切手に〜と思ってもなかなか難しい。神社や仏閣は所有者の許可が必要なのだろうか?それなら自分の江ノ電レイアウトをモデルにしてしまおう!と考える。自分で組み立てたから問題ないだろう。

 写真は、切手に合うようにあらかじめ小さく絞ってプリントする。説明書によると、端っこの2ミリは詰められるかもしれないそうだ。

書類提出後、郵政公社からの「内容確認の電話」が必ずあるかも

 完成した申込書を郵便局へ持ち込む。窓口で料金を払い、書類を提出すればOKである。窓口では審査は何もしない。担当の事務局で中身の審査が行われるようだ。中身の審査とはつまり写真の審査である。家に電話がかかって来た。「この江ノ電の写真ですが、ずばり『アレ』ですか?」と。そうです、アレです!
 担当者は「ご自身で全て制作された訳ですね?」と念を押した。著作権の問題があるからである。思った以上に審査は厳格であるようだ。

オリジナル切手が完成!

 ついにオリジナル切手が完成!切手の金額部分がマーカーで消されているが、金券類をネットに上げる際は、こういう措置を取らねばならぬそうだ。見てのとおり、上半分が本来の切手にあたる部分、下半分が写真である。もちろん両方とも貼らないと意味がないが、上下合わせるとかなりデカい。インパクトとしてはかなり強烈である。


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