遠くに見えるのは会津村の観音様?

会津藩校日新館を見学

河東地域コミュニティバス「みなづる号」に乗って

 飯盛山から会津藩校日新館に向かった。タクシーだといくらかかるか不安なので、あらかじめネットでコミュニティバスの時刻表を調査、飯盛山を経由する便は一日二本だけ!いや、ネットで調べられるから利用できた、と言える。
 バスの乗客は、地元のお婆さんばかり。降りるたんびに運転手さんに「ありがとうございます」「ご苦労さんでございます」と律儀に声かけて行くのはお国柄?とうとう乗客は私一人になって、バスは会津藩校日新館へ到着。拙者もつられて「ご苦労さんでございます・・・」なんて言って降車した。


入り口に、「什の掟」がどかーんと

 完全復元の博物館なので、山の中腹に遠慮なくどかーんと作られている。戟門(時刻を知らせる時に「どーん」と太鼓叩いてた)の光景は見事なもんで、見学に来ていた年配の方が、感嘆の声を上げていた。異様なリアルさがある訳で、ドラマの撮影に使われた、というのも納得。


小学校から大学まで、いわいる総合キャンパスという感じ

 まさに文武両道の人材を育てる場、という感じで、蘭学・医学・天文学・水練・砲術などなど、多彩な教育が行われていたという。白虎隊士の人形もあって、教室で学んでいる姿、掃除してる姿、さぼってる姿(?)、などが復元されてる。中でも目を引いたのは、1986年の年末時代劇「白虎隊」で、官軍の砲撃で破壊される鶴ヶ城の模型。ドラマ撮影で使われたセットが展示されていたのだ。ドラマ見てて、炎が上がるの、速過ぎだよ、と突っ込みを入れたくなるほど幼稚な特撮だったっけ。


 

余談〜帰りはJR広田駅まで歩くの巻

 会津藩校日新館から、JR広田駅まで歩いた。バスがJR広田駅からどういう経路でここへ来たのか、覚えてないと戻れない(笑)。20分くらい歩いて、ようやく駅に到着、駅舎のデザインが会津若松駅によく似ていた。無人駅ながら、うまくまとまっているな、と感心する。



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北条四郎のホームページ〜勝手に会津紀行のコーナー 「幕末会津藩の悲劇」


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